6月が終わりました。忙しい1ヶ月でした。新患は過去最多18名、自宅お看取り6名、病院でお看取り1名、施設入所1名でした。臨時往診が27件と前月の約3倍に増え、その割に電話再診は10件程度でした。重症の病状の新患が多く、訪問回数や往診回数が多いため忙しかったのでしょう。加えてスタッフ1人ずつ面談を行い、次なる大目標の提示などを行ったため昼休みがほとんどなく、畑仕事はほぼほぼ出来ない状況でした。業務量そのものが増えていく中で様々な課題が浮き彫りとなっていき、体制の見直しを見据えて試行錯誤していかねば 続きを読む >>
5月が終わりました。新患は8名と前月より少なめ、病院でのお看取りが2名、自宅でのお看取りが2名で全患者数は4名増えて145名となりました。夜間往診は1件ありましたが深夜、休日往診はゼロ、電話再診や日中の往診も前月より減少と、全体的に安定して経過していた1ヶ月でした。長期入院から退院してきて訪問診療再開となった方も何名かおりました。気圧変化や気温の上下によって体調を崩す方が多くいた印象です。 患者数が増加するスピードと、院内の体制の整備や課題の解決のスピードがちょうど良いくらいと感じるこの半年です 続きを読む >>
4月が終わりました。新患14名、在宅看取り2名、死亡退院1名、転居3名でした。特筆すべきは3月1日を最後に夜間往診、休日往診、深夜往診いずれもゼロのまま推移している、ということです。往診の件数自体は前月とほぼ変わりませんが、1件を除き全て平日日中の往診です。病状が安定している人が多いのかもしれませんが、看護師や管理栄養士、MSWといった院内の多職種、院外の連携事業所の皆さんとの連携の積み重ねのお陰でこういった数字に表れているのだろうと思います。 診療以外では、畑仕事やタケノコ掘りが忙しい1ヶ月で 続きを読む >>
1月が終わりました。年始早々往診から始まり、怒涛の新患紹介が続き、結果的に1ヶ月の間に頂いた新患の相談数は過去最多でした。といっても1月中に初診を迎えることが出来た人数はさほど多くなく、いつも通り当院は終末期の患者の割合はさほど高くありません。特記すべきと思ったことは、相談を頂いたものの保留となったケースも過去最多(というか今まではほぼゼロ)だったことです。これは、当院への相談のハードルが下がったことの表れだと解釈しています。相談員の入職やオンライン交流会の影響が形となって表れているのだろうと思 続きを読む >>
11月が終わりました。新患8名、看取り1名、施設入所1名です。電話再診や臨時往診の件数は前月とさほど変化なし、訪問看護や訪問栄養指導の件数もほぼ横ばいで安定しています。休日往診と深夜往診の件数はそれぞれ0と1件で、患者数が増えてもこのあたりの件数が今後も増加しないよう、努力し続けていきます。新たに入職した医師、MSWが業務を覚え、文化や土壌に馴染み、スタッフ同士のコミュニケーションを重ねることでこれが継続できると思っています。 診療以外では講演会や見学・研修受け入れはもちろん、定期イベントとなっ 続きを読む >>
10月が終わりました。10月は過去最高、実に15名もの新規のご依頼をいただきました(うち9名が初診に繋がりました。残り6名は11月初診となります)。自宅看取りは1名、病院での看取りが3名、施設入所2名でした。 常勤医2名体制となって実質初の1ヶ月でした。様々な混乱はありましたが、イレギュラーな事態含め色々な経験を全員が積んだことが大きな財産となったと思います。全体の3割強の患者を移行し、新患も最初からお任せする場面も出てきています。また10月中旬からMSWが入職したことにより、新規依頼への対応は 続きを読む >>
9月が終わりました。患者数100名超は変わらず。新患6名、お看取り2名、施設入所2名でした。特筆すべきことがいくつかある1ヶ月でした。 ①往診の少なさ1ヶ月で往診は10件以下、休日往診・深夜往診ゼロ、夜間往診は1件でした。夜間往診は7月12日を最後にずっとゼロで、9月30日に久しぶりに1件あった程度と、平和な日々を過ごすことが出来ました。電話再診も10件以下と少なかったです。 ②2歳児の訪問診療開始バリアフリービーチ参加をキッカケに2歳児の訪問診療が開始となりました。疾患の特異性、成人との身体機 続きを読む >>
8月が終わりました。新患10名と過去最高レベルに多く、お看取りは2名でした。診療枠が限界突破しています。しかし夜間往診、深夜往診はゼロ、電話再診も8件と少ない1ヶ月でした。休日往診は3件、日中の臨時往診は13件でした。8月は学生実習・見学が多くありました。前月に続きMSWを目指す大学生に始まりいつものように医学部の学生、そして連携病院の研修医…若い世代がしばしば来てくれるのは貴重な財産です。採用面接も2件ありました。他、3冊の雑誌に当院の取り組みなどが掲載されました。1冊は当院の看護師のインタビ 続きを読む >>
7月が終わりました。新患7名、お看取り2名。7月は何と言っても入院が多い1ヶ月でした。原因疾患はCOVID-19が1名、あとは皆バラバラです。既に退院した方1名、退院日が決定している方は2名、入院治療中の方は4名います。 他、特筆すべき点としたらやはりCOVID-19でしょうか…当院のような立地の医療機関でも、再び発熱外来を受診する患者が増えてきました。コロナワクチン接種も外来・訪問問わず増えてきました。休日夜間診療所は今まで経験ないレベルで混んでいました。そんな中自分含め多くのスタッフも4回目 続きを読む >>
6月が終わりました。新患5名、自宅看取り3名、死亡退院1名でした。5月がかなり忙しかったですが6月はちょうど良いと感じる程度でした。お看取りした患者のご遺族や僕の外来からの移行、さらには現在診ている患者からの紹介など、バリエーション豊かな経路で訪問診療が開始となる方がいました。急な依頼で情報収集する暇なく開始となったケースもありました。開院5年目ともなると色々なパターンがありますね。総合診療医としてはどんなケース、どんなパターンに対しても対応したいと思っていますので、こうして色々なパターンを経験 続きを読む >>
について安堵しました。診療が一番上に来なくなったら一線を退く時なのだろうなと思いました。反面、診療よりも優先順位が低い様々なことに関しては本当に最低限のこと(内容によっては最低限ではなく最低)しかやっていません。ここでも周囲のサポート力が以前とは全く違うということが実感できました。また、5月は新家屋の本格的な運用が開始となった1ヶ月でもありました。中をイチから作り上げていく経験は貴重で、スタッフにとっても「自分の空間」と認識しやすくなるのではないでしょうか。4月に続き5月も訪問先の患者を招待して 続きを読む >>
3月が終わりました。一言で言うと「キツかった」 お看取りした3名の方は短期間で状態が変化し、深夜や休日の対応を何度も必要としました。さらにCOVID-19クラスター発生がありました。その結果臨時往診19件、休日往診2件、深夜往診5件、夜間往診2件はいずれも前月よりかなり多くなりました。算定の発生しない電話対応を含めるとさらに多いです。これに加えてコロナワクチン3回目接種、発熱外来、年度末業務に追われた1ヶ月でした。加えてスタッフの退職・新職員の面接、診療報酬改定の情報収集と必要文書の準備や届出準 続きを読む >>
2月が終わりました。6名の新患、1名を自宅でお看取りし1名が施設入所となりました。新患が6名というのは当院としてはかなり多い方です。お看取りこそ1名でしたが重症者が多く、慌ただしい1ヶ月でした。そこに加えて発熱外来、コロナワクチン3回目接種の業務が多く、全職種多忙を極めた1ヶ月と思います。農作業が少ない2月で良かったです。 休日夜間診療所勤務やコロナワクチン集団接種のお手伝いといった医師会業務、神奈川県酸素投与センター勤務といったJMATの業務、オンライン診療の準備、令和4年診療報酬改訂の準備、 続きを読む >>