新患15名、自宅看取り4名、病院での死亡退院1名、施設入所2名、外来通院への復帰1名、療養型病院への転院1名でした。患者数は245名となっています(9割以上が自宅にお住まいの方です)。特筆すべきは、臨時往診と電話再診ともに大幅に減少したことです(臨時往診は前月から17件減って25件、電話再診は6件減って12件)。夜間・深夜・休日の往診もそれぞれ1件・1件・2件と少なく、端的に言えば平和な1ヶ月だったと言えます。利益は売上の15%程度を維持しており「そこそこの頑張りでそこそこの経営状態を維持する」 続きを読む >>
10月が終わりました。新患10名、お看取り5名、病院から死亡退院1名、外来復帰1名でした。電話再診・臨時往診・休日往診共に件数が増加し、入退院も多く新患が多くない割に動きの多い1ヶ月となりました。 10月の最も大きな出来事は同地区にある数少ない医療機関の一つが閉院してしまったことです。これによって当院の外来診療のニーズが急激に高まっています。健康診断の締め切り、ワクチン接種の開始とも重なって外来診療は毎週空きがない状況となりました。また、ホームページを見てたどり着いたと話していましたが、グリーフ 続きを読む >>
8月に続き、比較的平和な1ヶ月でした。新患12名、その1/3が隣接する綾瀬市からの依頼でした。近隣からの依頼が大多数を占める状況が続いているため、移動効率は以前より良くなっています。お看取りは4名、病院での死亡退院も4名、転居・施設入所は各々1名ずつでした。電話再診や臨時往診の件数は8月とさほど変わらず、7月より格段に少ない1ヶ月でした。にも関わらず利益は過去最高水準でした。診療満足度調査においても比較的良い水準を推移しています。 オンコール体制や休診日の体制の変化が徐々に生じており、僕自身の業 続きを読む >>
新患12名、お看取りは過去最多の9名、病院での看取り1名、施設入所3名でした。お看取りが多く大変だったかと言うと自分でお看取りしたのは2名だけで、他の方は他の医師が看取ってくれました。今月から月曜日の夜間と金曜日隔週の日中オンコール待機を他の医師が担ってくれることになったため、負担はさらに軽減しました。また日中の臨時往診は前月より13件減少して28件、電話再診も17件減少して10件でした。経営的には安定して黒字で推移しており、1年間通しても安定した水準で利益を生み出すことができています。 8月の 続きを読む >>
7月が終わりました。6月に続き新患の多い1か月で、合計18人の依頼がありました。半数の9人が御所見と綾瀬であり、地域密着しているなと感じます。自宅看取りは3人、死亡退院は1人、入院して終了や施設入所の方も数名ずついらっしゃいました。 医師3人体制となって時間が経つにつれて、今までのやり方やあり方における課題が浮き彫りになり、改善に取り掛かった1か月でした。同時に院内のガイドラインの整備や勉強会も行いました。患者の増加、提供する医療の質の見直しと向上、経営と運営の質の維持・向上を全て並行して行うこ 続きを読む >>
6月が終わりました。新患23名は当院の歴史の中で最多でした。自宅看取り5名、施設入所3名、病院での看取り1名でした。紹介元のエリアとしては綾瀬市が8名とダントツで多く、次に長後が7名、その次は御所見と遠藤と、近隣からの紹介が大半を占めていました。23名中10名がケアマネジャーからの紹介、5名が地域包括支援センターからの紹介と病院よりもそれらの方が多く、家族からの依頼も3名でした。 23名もの新患依頼があった割にはさほど忙しさはなく、17時前には診療所に戻って定時に帰途に就くことが出来ていました。 続きを読む >>
4月が終わりました。新患の依頼数やお看取りは毎月同じような数で推移しています。4月は新患13名、自宅での看取りが5名でした。 4月は常勤の男性看護師が入職、2月から入職した医師の勤務日数が週2日から3日に増加、医事課が1名減少して請求業務を外部へ委託と、体制が大きく変わりました。シャドーイングと見学から始まって徐々に実務へ移行しながら日常業務を滞りなくこなせていったあたりに全員のレベルアップを感じます。残業時間が大きく増えることもありませんでしたし、新たな課題が顕在化してもその都度次善策を打ち出 続きを読む >>
3月が終わりました。夜間往診ゼロ、深夜往診2件は2月と変わらず。新患17名もだいたい毎月と同数です。紹介元の地区は綾瀬市と御所見が群を抜いて多いのも同様です。毎月の傾向が一定してきた印象です。 2月から医師3人体制となったことで、2人体制からまた様々な部分を見直す良い機会となりました。最も大きいのは対応力が大きく向上したこと。2人までの時と3人の体制では、取れる選択肢の数が大きく違います。職員の話を続けると、長年医事課を支えてきた1人が寿退職しました。先日投稿したように感慨深いものがあります。長 続きを読む >>
2月が終わりました。今まで色々やりくり、誤魔化しながらやってきましたが、とうとうどうにもならなくなり、新患の受け入れ制限をせざるを得ない状況になりました。と言っても日程的に余裕のないケースや遠方のケースを対象として、近隣やしばらく待てるケースは基本的に受けるようにしています。 経営的には高水準の状態を維持しており、その状態を6ヶ月以上続けることが出来ているのは非常に良いことではありますが、一方で上記のような状況のため全体的に高負荷状態です。必要な状況ではありますがあくまで一時的な状況にすべきで、 続きを読む >>
ちょっと遅くなってしまいましたが、1月が終わりましたのでその振り返りをします。 1月は過去最高レベルの新患依頼がありました。今までなんとか診療枠を誤魔化して全ての依頼を受けてきましたが、ついにそれが叶わなくなり、新患依頼を制限するようになってしまいました。ご依頼をくださる病院や事業所の皆様には大変申し訳無いと思いますが、診療枠に空きがなさすぎて往診に行くまでに相当な時間がかかってしまうケースが散見されるようになってしまい、さらに職員の負担も相当な状態になっているため、苦渋の選択です。 訪問診療の 続きを読む >>
新患18名、看取り8名、病院での看取り4名、転医1名と出入りがかなり激しい1ヶ月でした。2日間で4名をお看取りした日もありました。その割には往診(日中・夜間・休日)、電話再診の数はさほど多くなく、診療している身としてはさほど負担を感じませんでした。スタッフのサポートのお陰、具体的に言えばタスクシェアとチームプレーのお陰でしょう。 日常診療ではホルター心電図、血液ガス分析、デルマクイックといった新たな医療機器や検査機器を導入して実際に使い始めました。導入にあたっては院内で勉強会を開催し、スタッフに 続きを読む >>
10月が終わりました。新患10名、看取り3名、病院での看取り3名と8月9月からは少し落ち着きました。電話の件数は前月とあまり変わらずですが、往診の件数は12件減って25件、深夜や休日の往診はゼロと、普段どおりに戻りました。明らかにコロナの影響です。 9月の多忙な時期に顕在化した課題を振り返りつつ、10月はワクチン接種で多忙で新たに表出した課題もあり、土台を固める期間でした。少しずつですがブラッシュアップが進んでいます。 また、9月は多忙でできませんでしたが院内での薬の勉強会や新しい医療機器の勉強 続きを読む >>
9月が終わりました。新患15名、自宅看取り6名、病院での看取り1名、施設入所1名でした。とにかく往診の件数が非常に多い1ヶ月でした。日中の臨時往診は実に37件に及び、過去最高かつ普段の2-3倍でした。原因はシンプルで、COVID-19の流行です。在宅療養者でこんなにも多くの患者がCOVID-19を発症したのは当院史上初です。幸い入院、死亡した患者はおりませんでした(入院を検討した患者は何名かおりましたが、近隣の連携医療機関はどこもコロナ病床が満床で、入院が無理でした)。休日や夜間、深夜の往診も普 続きを読む >>