出会いは2019年。入院していた夫を連れて帰って自宅で看取るか否か、その重大な決断を一人でしなければいけない中で体調を崩して外来を受診したのが最初。自身でその決断はついに出来ず夫と死別し独居となり、そこからは喪失の日々。認知機能の低下はなく、ADLはなんとか自立していたため介護保険サービスはほとんど使えず、また使う決断も出来ず。当院の訪問診療と訪問看護のみ繋がり、ずっと定期的に関わってきた。彼女の喪失感は医学的には埋めることは出来ず、出来たことは繋がりをずっと維持すること、つまり定期的に会いに言 続きを読む >>
こういったものを設置することで、健康や生活の意識を変えなくても「ここ診療所なんだ、ふーん」と知る機会が増え、「一度行ったことある」という経験から足を運ぶ心理的なハードルが下がります。人がたくさんいる空間でもないので、人ごみが嫌いな人でも足を運びやすくなるのではないかと思います。
近隣在住の方だけでなく、訪問診療を受けている方がアロマのワークショップに参加されることが時々あります。西洋医学では解決が難しい部分にアプローチすることができる可能性がある、それがアロマの優れたところです。心身をリラックスできたひと時だったようです。 アロマも、医療看護介護と同様に誰かの支えになり得る選択肢の一つです。アロマだけでなく色々なアプローチで心身を解す時間と空間になっています。今までも結構やってきているんですが、写真は貴重なのでアップしておきます。
訪問先に、診療所の庭で種から育てたお花たちを持っていくと喜ばれる方は少なくありません。 お花も医療介護などと同じ、その人の生きづらさを支えるための選択肢の一つです。選択肢がたくさんあればあるほど、誰かの助けになる可能性が高まります。今年はお花たちに今まで以上に活躍してもらいます。