
10月が終わりました。新患10名、お看取り5名、病院から死亡退院1名、外来復帰1名でした。電話再診・臨時往診・休日往診共に件数が増加し、入退院も多く新患が多くない割に動きの多い1ヶ月となりました。 10月の最も大きな出来事は同地区にある数少ない医療機関の一つが閉院してしまったことです。これによって当院の外来診療のニーズが急激に高まっています。健康診断の締め切り、ワクチン接種の開始とも重なって外来診療は毎週空きがない状況となりました。また、ホームページを見てたどり着いたと話していましたが、グリーフ 続きを読む >>
本日午前は外来診療です。庭に咲いているコスモスの花を、当院の職員が花束にしてくれました。外来に来られた方のうち、お花が好きな方や誕生日が近い方に差し上げました。大変喜んでおりました。 文字通り会話に花が咲き、顔にも花が咲きます。医療機関に受診するというイベントは人生の中ではできれば避けたい、行きたくないイベントに分類されることが多いかと思いますが、少しでもそういう要素を和らげることができる場所であれば、医療が本当に必要な人にとって受診のハードルが下がるのではないか、と思います。と言っても増えつつ 続きを読む >>

地域のあちこちに赴いては草刈りなどの活動をされているそうです。当院もその輪に加えていただき、地道に地域に根付いていけたらいいなと思います。

休暇を取るためには他の職員の協力が不可欠であり、カバーする体制を考えるとある程度の職員の数がいないと成り立ちませんが、これからの時代は働き手が減っていくためアウトソーシングも選択肢になるかもしれません。どちらの選択肢にせよ質の担保、根底の文化の共有、情報共有が重要な課題になります。これは関わる人間の数が増えれば増えるほど難しく、そして重要性が増していきます。これを成すための選択肢はいくつかありますが、いずれも一朝一夕では成し得ません。長い目で少しずつ作り上げていきます。 と、休暇でも結局仕事のこ 続きを読む >>