当院の向かいの柿農園の方が植えてくださり今年で3年目になります。昨年は実がなり、背丈もかなり伸びてきました。それを見て、今年は剪定してくださっています。 「向かいの柿農園の人」以外に、どこの誰さんなのかは僕は知りません。でもそれでいいと思います。それくらいの緩い繋がりが、強制力なく連綿と続いていくのが理想だと思っています。
ひとまず「黎明期は終わったかな」と感じています。開院してしばらくの間は僕が自分自身で背負わないといけない荷物が大半でした。しかし年月の経過、人員の増加、地域からの認知度の変化など様々な要因によってその荷物の量は減っていきました。医師が増え、法人内でオンコールを肩代わりする仕組みができたおかげで、平均して週3回はオンコール対応をしなくてよくなりました。この一年は経営的にもだいぶ安定し、院内の空気もだいぶまったりしたものになり、一時期と比べると残業時間が非常に短くなりました。 以前にも書きましたが、 続きを読む >>
昨日は以前お看取りした方のご家族が経営するお店でお昼をいただきました。来るのは3回目ですが、家庭的な味で美味しいです。 何年も診ていてお看取りしてもさほど印象に残らない方もいれば、非常に短い期間しか関わっていない割には印象に残る方もいます。この方は正味1回しかお会いしていないのですが、在り方や生き方、考え方などについて非常に考えさせられた方でした。会う度に元気をいただく一方、持病を抱えながらこのお店はあとどれくらいの間やっていけるだろう、行けるうちに行っておこうと思いました。
教育的な関わりが出来るのはありがたいことです。 この10年で下の世代の教育に力を入れたいと思っています。 たくさん種を蒔いて後継者になりそうな人材を発掘できれば。