6月が終わりました。 新患16名、自宅看取り2名、病院からの死亡退院5名、施設入所あるいは療養型病院入院7名でした。入院・死亡となった方はいずれも急なイベント発生が原因で、原疾患との関連が乏しく予測が難しいものばかりでした。新患16名のうち8名が綾瀬市からの依頼で、今年2月以降新患の1/3〜1/2を綾瀬市からの依頼が占めています。人口8万人程度の自治体ですが、在宅医療の潜在的ニーズがあることが伺えます。もっともこれは依頼できる医療機関が当院くらいしかない(綾瀬市に在宅医療を提供している医療機関が非常に少ない)が故の依頼の数であり、今後大きな医療法人の拠点が急に登場した時にも当院を選んでもらえるよう、提供する医療や関わりの質を高めていくことは当然重要だと考えます。
診療以外は、実習・研修受け入れや移動販売、農業、猫たちとの日々、花々といったあたりはいつも通りです。通常業務の効率向上のため新患受け入れの業務フローを見直したり、インフォーマルサービスとの連携や宅配弁当業者との連携を強化するような関わりをしたりと、質の向上と業務の効率化を目的とした試みを少しずつ始めています。7月からはオンライン診療をもっと上手く活用していこうと思っています。 そんな感じで診療枠がずっと逼迫傾向にあり、医師と看護師の募集を継続しています。看護師は見学・面接まで進む方も幾人かいらっしゃいましたが医師は見学で終了ばかりで、アプローチの方向性を新たに模索していかないといけないなと思っています。7月はそこに着手していく予定です。