8月に続き、比較的平和な1ヶ月でした。新患12名、その1/3が隣接する綾瀬市からの依頼でした。近隣からの依頼が大多数を占める状況が続いているため、移動効率は以前より良くなっています。お看取りは4名、病院での死亡退院も4名、転居・施設入所は各々1名ずつでした。電話再診や臨時往診の件数は8月とさほど変わらず、7月より格段に少ない1ヶ月でした。にも関わらず利益は過去最高水準でした。診療満足度調査においても比較的良い水準を推移しています。
オンコール体制や休診日の体制の変化が徐々に生じており、僕自身の業務量はじわじわと減っています。しかし患者数はじわじわと増加しているため業務が減っている実感はあまりありません。長い目で見るとこの業務をいかに減らすかが重要だと思います。内部でのタスクシェア、外部へのアウトソーシング、いずれも重要になるので並行して可能性を模索し続けます。
9月は横浜市立大学医学部の医学生だけでなく、亀田ファミリークリニックの専攻医、藤沢湘南台病院の初期研修医、帝京医科大学や東海大学の学生も見学・研修に来てくれました。下の世代に対する教育的な関わりは今後ずっと力を入れていきたいと思っている領域です。下の世代から見て「面白いことやってるな」と思われない組織に未来はないと思っています。今後も時代の流れを見ながら教育に携わっていきたいと思います。
今年は9月は園芸療法研修会、10月は母校である横浜市立大学、11月は藤沢市医師会主催の市民公開講座、12月は在宅医療トレーニングセンター主催の研修と、毎月1回は教育的な関わりを持つことが出来そうです。途切れることもありますが月1回は何かしらあったらいいなと思います。
10月は新たな課題と向き合い、解決への道を模索することになりそうです。課題が一つクリアされると一つ表れる、経営者の宿命ってやつなんでしょうか。
写真は某所で見かけたもの。深いなぁ刺さるなぁと思い思わずパシャリ。