新患12名、お看取りは過去最多の9名、病院での看取り1名、施設入所3名でした。お看取りが多く大変だったかと言うと自分でお看取りしたのは2名だけで、他の方は他の医師が看取ってくれました。今月から月曜日の夜間と金曜日隔週の日中オンコール待機を他の医師が担ってくれることになったため、負担はさらに軽減しました。また日中の臨時往診は前月より13件減少して28件、電話再診も17件減少して10件でした。経営的には安定して黒字で推移しており、1年間通しても安定した水準で利益を生み出すことができています。
8月の特筆すべきことは、普段連携している訪問看護ステーションの訪問看護師が研修の一環として当院の訪問診療に同行する場面があったこと、そして地域医療研修でやってきた研修医が3週間の研修期間の間に、実に7つもの事業所にも研修に行けたことです。事業所同士の教育的な交流は双方のスタッフにとっても貴重な機会であり、質の見直しや課題の気づきなど様々なメリットがあります。今後も続けていけたらと思います。
また例年開催している、ご遺族をお招きしての流しそうめんを開催しました。過去の反省を生かして業務の隙間時間を使って効率よく準備できたのではないかと思います。今年は過去最多、合計19名のご遺族がいらしてくださいました。ささやかなつながりを続けていきたいと思います。来年は暑さがピークを過ぎた9月に開催します。
9月は他大学からの社会福祉実習を受け入れます。また他医療機関からの医師の見学や、横浜市立大学医学部の地域医療実習、藤沢湘南台病院の地域医療研修もあります。内部での様々な課題はしばしば表面化しますが、放置せずに早々に改善へ向けての対応をすることができており、外から人が来る刺激をうまく活かせていると思います。
写真は本日出勤した時の光景です。台風の影響は幸いには当院にはほぼありませんでした。猫院長もいつも通り、朝早くから出勤していました。