4月が終わりました。新患の依頼数やお看取りは毎月同じような数で推移しています。4月は新患13名、自宅での看取りが5名でした。
4月は常勤の男性看護師が入職、2月から入職した医師の勤務日数が週2日から3日に増加、医事課が1名減少して請求業務を外部へ委託と、体制が大きく変わりました。シャドーイングと見学から始まって徐々に実務へ移行しながら日常業務を滞りなくこなせていったあたりに全員のレベルアップを感じます。残業時間が大きく増えることもありませんでしたし、新たな課題が顕在化してもその都度次善策を打ち出してそのままにしておかずにクリアできたと思います。
経営状況が高水準のまま推移しているため、人材だけでなく設備にも投資しました。具体的には診療機器(オートクレーブ、アンビューバッグ、金属製のメスとセッシ)、警備体制(新家屋にもALSOK導入)、車両入れ替え、診察室の椅子とテーブル導入といったところです。他にも外のブランコのシート新調、チェーンソーのスプロケット新調、鎌や鍬の新調など、様々なものを新調しました。そしてタケノコ収穫に力を注ぎ、相当な数を掘りました。
他には病診連携システムを導入、4ヶ月ぶりにオンライン交流会を開催、農サポチームとは定期的にミーティングを開催、畑の運用方法の見直し、花苗や木材の入手と活用方法の見直し、敷地内で育てた花の活用など、少しずつアップデートを重ねていっています。出店スケジュールやイベントスケジュールの作成と周知・配布も始めました。
4月はそのように投資に力を入れた1ヶ月でした。5月以降は実際に運用していきながら見直しつつ質を高めていこうと思います。新たなPCAポンプの導入や薬局疑義照会簡易化マニュアルの周知などを行っていく予定です。当然ながら医学生の実習も継続していきます。
写真はこの時期に収集を始めるヘビイチゴです。優秀なかゆみ止めに早変わりします。