6月が終わりました。忙しい1ヶ月でした。新患は過去最多18名、自宅お看取り6名、病院でお看取り1名、施設入所1名でした。臨時往診が27件と前月の約3倍に増え、その割に電話再診は10件程度でした。重症の病状の新患が多く、訪問回数や往診回数が多いため忙しかったのでしょう。加えてスタッフ1人ずつ面談を行い、次なる大目標の提示などを行ったため昼休みがほとんどなく、畑仕事はほぼほぼ出来ない状況でした。業務量そのものが増えていく中で様々な課題が浮き彫りとなっていき、体制の見直しを見据えて試行錯誤していかねばならない場面が増えてきています。これについては継続的に個々あるいは全体で取り組んでいきます。
忙しい中でも学生実習や見学の対応、皆で農作業(特に今月は医学生が3名参加してくれました)をやったり看板の修繕を地域の方にお願いしたりと、地域活動も継続して行っています。コロナ禍のため中止していた、地域住民向けの勉強会を再開して欲しいと民生委員さんからご依頼をいただいたことは嬉しい限りです。
多忙な中でも今までやってきたことを継続して行い、診療の質を落とさず、環境整備もなんとか行えているのは他でもない、スタッフ全員のおかげです。診療の質と量だけでなくスタッフの心身を守り、診療所として大切なものを貫き、さらに経営的に安定した状態にするという経営者としての大変さと難しさを感じる1ヶ月でした。個人的には少し手応えを感じています。忙しいながらも執筆活動もできました(添付写真の書籍です。2項目執筆しました)。
7月は七夕から始まり、ついに移動スーパーが来てくれることになりそうです。他にも色々激動の月となりそうです。毎日ワクワクが止まらない、そんな日々を送れることに感謝です。