5月が終わりました。新患は8名と前月より少なめ、病院でのお看取りが2名、自宅でのお看取りが2名で全患者数は4名増えて145名となりました。夜間往診は1件ありましたが深夜、休日往診はゼロ、電話再診や日中の往診も前月より減少と、全体的に安定して経過していた1ヶ月でした。長期入院から退院してきて訪問診療再開となった方も何名かおりました。気圧変化や気温の上下によって体調を崩す方が多くいた印象です。
患者数が増加するスピードと、院内の体制の整備や課題の解決のスピードがちょうど良いくらいと感じるこの半年です。患者数が増え、スタッフも増え、業務の量や種類も増えると今までになかった課題が様々な場面で出てきます。中にはすぐには解決できないものもありますが、まずは課題があることを認識して共有するところから始まりますので、千里の道も一歩からということで良しとしています。歩みは遅いかもしれませんが少しずつ試行錯誤を積み重ねていきます。5月から開始した骨密度検査とコロナワクチン接種については昨年よりも大幅に効率アップしているように感じ、経験が活きていると実感しています。
診療以外では来客対応や学生実習、農作業(里芋を植えました)、取材対応や執筆、5月初のものとしては移動パン屋さんに来てもらったことと、障がい福祉施設での職員研修を行ったことが挙げられます。他、現在進行系で準備中のものもあります。
6月に入り開院6年目を迎えましたが、6月は既に新規の依頼が非常に多く来ており、早くも新患の初診が何度もあり激動の予感です。そんな中でも5月と同様、課題の認識と共有、解決に向けてできることを少しずつでも実行していきます。忙しさを理由に診療の質やスタッフのQOLを損なうようなことが無いようにしたいと思っています。難しいですけども。