6月が終わりました。新患5名、自宅看取り3名、死亡退院1名でした。5月がかなり忙しかったですが6月はちょうど良いと感じる程度でした。お看取りした患者のご遺族や僕の外来からの移行、さらには現在診ている患者からの紹介など、バリエーション豊かな経路で訪問診療が開始となる方がいました。急な依頼で情報収集する暇なく開始となったケースもありました。開院5年目ともなると色々なパターンがありますね。総合診療医としてはどんなケース、どんなパターンに対しても対応したいと思っていますので、こうして色々なパターンを経験することは組織全体にプラスになると思っています。
大きなニュースとして、5月に続き6月も事務スタッフが1名増えました。新入職員がいると既存の職員が教育・指導する機会や既存の業務の見直し、コミュニケーションの機会の増加など直接的な業務以外にも様々な相乗効果があります。その効果がよく見て取れた1ヶ月でした。新家屋の外構工事とWi-Fi工事、電話線工事が完了したのも大きなニュースです。ソフト、ハード共に少しずつ組織全体の完成度が高まっていくのを感じます。歩みは非常に遅いですが日々変化を感じるのはとても良いことだと思います。
畑で収穫される野菜は昨年以上に多く、花の苗や裏庭、アロマのワークショップなど人が自然と集まる仕掛けは昨年よりパワーアップしています。今年は健康体操教室や、近くの町内会館で親子のふれあいの場所といった住民主催のイベントが始まるようになり、コミュニティとしての広がりを見せています。毎月の食事会は今月も盛況に終わりました。
下旬から暑さが増してきていますが節電しつつ必要な冷房、扇風機は稼働させ、業務に支障を来さぬように日々工夫してやっていきます。7月も暑さが厳しいと思われますが、そして徐々にCOVID-19患者が増えてきておりこちらのリスクも想定しながらですが、日々全力を尽くしていきます。