4月が終わりました。新患の受け入れを再開しますと宣言した途端に依頼が続き、瞬間的に総患者数100名に達しました。お看取り等があり最終的には98名となっています。
今月は新患5名、うち2名は重症度が高くその結果電話再診と往診が増え、それぞれ23件と15件といずれも前月より増加しました。中でも休日往診4件、深夜往診1件とこれも前月より増加しました。それ以外にも入退院や医療機関の受診も多く、動きの多い1ヶ月だったと言えるでしょう。
診療以外では、訪問診療を受けている方の希望である「みんなでコンニャクを作る」というイベントを実現できたことが何よりのビッグイベントでした。当院のスタッフとケアマネジャー、訪問看護師、訪問薬剤師が協力して大成功に終わり、たくさんの美味しいコンニャクが出来上がりました。病状が厳しいものであっても叶えられる願いがあれば出来る限り叶えるお手伝いができればと思います。
内部では新年度に伴う体制の変化や産休明けスタッフの復帰に向けての色々があり、現在進行系で試行錯誤が続いています。常に組織は変化していくことが求められるのだなとつくづく思います。
診療以外では、春の訪れに伴いココロの畑、ココロの庭、院長の畑の風景が大きく変化しました。色とりどりの花が咲き、様々な作物の植え付けが始まりました。タケノコも連日掘れるようになり、楽しく忙しい時期です。今年度からは院長だけではなくスタッフも農業に携わるようになってきました。忙しい中にも楽しさを常に忘れずにありたいものです。また、水槽のメダカの卵が次々と孵化して数を増やし、ビオトープの手入れを進めるなど自然環境へのアプローチも色々とやっています。
横浜市立大学医学部の学生実習も毎月のように1-2人あり、こちらとしても非常に良い刺激をもらえています。5月以降は学生実習に加えて初期研修医の研修も加わります。教育に少しずつ力を入れていき、少しでも在宅医が増えればと思います。