3月が終わりました。新患の受け入れを止めた3月は自宅看取り2名、施設入所1名、入院1名の合計4名が訪問診療終了となりました。患者数は合計96名となっています。電話再診は7件、臨時往診は11件(うち深夜1件、夜間3件、土日ゼロ)と最近ほとんど変わらずに推移しています。院内の体制整備や2020年の振り返り、4月以降の体制構築など様々な観点から協議を重ね、4月からは新患の受け入れを再開することに決めました。早晩枠が不足する恐れがあるものの、都度枠の見直しを行いなっていきます。診療以外では、しばらくご無沙汰していた院外勉強会を開催しました。居宅のケアマネを対象に低栄養に関する勉強会を開催、院長と管理栄養士が講師を務めました。管理栄養士が講師を務めるのは今回初めてで、またzoomで講師を務めるのも初めてでした。ニーズがあれば今後も続けていこうと思っています。また院内の勉強会でも外部講師をお招きして、鍼灸の勉強と体験会を開催しました。COVID-19感染症の影響を考慮しなければならない事態は続きますが今後も感染対策しつつ継続していきたいと思います。COVID-19といえば、院長は外勤先でワクチン1回目を接種しましたが他のスタッフについてはいつ接種できるのか不明です。医師会、藤沢市からの通達を待つしかありません。横浜市立大学医学部の学生実習ですが、3月も学生が実習に来ました。2021年は既に4名の学生を受け入れています。4月も2名の学生が実習に来ることが確定しており、早くも過去最多の学生が実習に来ることとなりました。総合診療医、在宅医として学生教育には力を入れていきたいので積極的に取り組んでいきます。診療以外についてはなんといっても裏庭や畑の始動が挙げられます。春の訪れとともに彩りが多くなってきました。毎日変化を感じられる貴重な環境だと思います。また3月は春休みに入った大学生がボランティアとして来てくれるようになり、生き物の観察や畑仕事などを手伝ってもらっています。4月以降も週1ペースで来てくれるようです。少しずつ来てくれる人が増える中、4月も出来ることを少しずつ頑張っていこうと思います。写真は近隣の植木屋さんから頂いたジューンベリーです。満開となっています。