どこかの誰かがひっそりと花の苗を置いていってくれることが。いつもくれるところではないのは確かです。 自分の存在をアピールしたいわけではなく、ちょっとした親切心。直接的なつながりを好まない人にとってはこういった間接的つながりを許容する、ということが意外と大事じゃないかと思います。何を言っているのかピンと来ない人もいるかと思いますが、僕自身も「つながりたいけどつながりたくない」というのが根っこの部分にあるので、勝手によくわかるなと思っています。
今日も地主さんがたくさんの柿を持ってきてくださいました! 外来に来られた方にもお裾分けしました。
訪問診療を受けている方のご家族が、皆さんの誕生日プレゼントにどうぞと不定期にすごい数の手作りプレゼントをくださいます。恐らく今までに300以上はいただいています。 生きている限り年に1回は誕生日が来ます。その時くらい、色々なことを忘れてお祝いしてもいいのではと思います。当院ではこれ以外にもささやかなプレゼントを用意して、訪問時に差し上げています。
外来に通院しているご近所さんが、自宅の庭に咲いている花を持ってきてくださいました。この方は町内会に加入していませんので顔を合わせる機会が限られます。そういった方との緩い繋がりを維持していくことが大事だと思っています。 何の花?と伺ってみたら笑顔で「なんだろうね、わかんない」と仰っていましたが、外来を終えてしばらくしたら戻ってこられ「調べてきた、これ!」と種の入っていた袋を渡してくれました。ゼフィランサスという花だそうです。