なかなかこう、自己肯定感ってやつが上がる場面っていうのが難しい日々なんですが、そう感じる要因の恐らく99%は自分自身のマインドセットにあると感じています。自身の能力の低さや失敗を多く記憶する一方で、成功体験はあまり頭に残らない。仮に賞賛を得たとしてもそれを心から信じられなかったり、気づいていなかったりします。違う意見をぶつけあって自身の意見を通すこともあまりありません。誰かに嫌そうな顔をさせるなら自分が飲み込んでしまったほうが楽だと考えている自分がいます。周囲の言動を見て、自分の考えや価値観は少数派のそれなんだなと感じると積極的な行動をしない自分がいます。破壊と創造を好まないと言えば聞こえはいいですが、破壊はしたくないが創造はしたいという我儘を持っているので、誰かの何かを必然的に破壊しているような気がします。自分勝手なものだ。人間は自分勝手な生き物だと日々色々な人と接していて思うと同時に自分自身への免罪符としている都合の良い考えをしていることにも時に嫌気がさします。自分を好きになって、自己肯定感を高めろ?そんなの全くもって無理。そう感じるものの、こういう自分のマインドセットに対して「これはこれでまぁいいんじゃないか」と感じる自分も常にいます。肯定されてるじゃないか。自己肯定感が高いとは思いませんが、自分で自分を否定しているわけではない。自分のことながら何ともよく分からない、難しいような単純なような、勝手に物事を難しくしているような、嫌いだけど完全に嫌いでもないような、否定されたくないが肯定されても俄かには信じ難い、一言で言えば非常に面倒な面が大きく目立つと感じています。うーん。
皆さんは自己肯定感ってどうやって上げてるんでしょう。ここまで書いて、そもそも上げなくてもいいような気がしてきました。なぜって、確かに否定されたり賛同されなかったり自身のダメっぷりが露呈したりする場面が日常的に多くありますが、幸せかと言われれば幸せだと即答できるので。
そんなことを思いながら猫と接していると、猫が羨ましいと感じる部分と人間で良かったと感じる部分があります。ああ、めんどくさい自分。人間ってのは面白い。