悩むから相談に乗って欲しいとのことで往診し、色々な話をしました。部屋の壁に提げられていたこれを見て、笑顔が大事だねぇと笑い合って退室しました。
いずれ必ずやってくる死にフォーカスを当てるのではなく、その過程をどう生きるのかにフォーカスを当てて日々接することが在宅医として大事なことの一つだと思っています。それをACPとか人生会議とか名前をつけて定義することに違和感がありますが、そうやって形から入ることで意識が変わる人もたくさんいらっしゃるのでしょうから、色々な切り口や考え方があって然るべきなのでしょうね。