昨年5月にお看取りした方のご遺族が以前から診療所の近くの畑を借りて農業を営んでいます。昨年から何度か診療所に来られては院長の畑を見て、鷹の爪やネギ、ゴーヤの苗をくださいました。それらを植えてみたところいずれも立派に育ちたくさん収穫することが出来ました。そのことをメールで御報告したところ、納骨式を終えて毎日お墓参りをしてから畑に行くようになったと返信が来ました。その翌日、ネギの苗を持って診療所に久しぶりに来られました。久々に色々お話しつつ早速植えました。
農業によって生まれ、続いていく繋がりが確かにあります。これもある意味グリーフケアなのでしょう。