流行状況を踏まえ、日々対応対策を練って実践しています。具体的な対策を列記します。これらは「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第2版改訂版 ver.2.1)」を参照にしています。
【全体】
・複数人いる職種(看護師、事務)をチーム分けし、週ごとに訪問診療へ出るスタッフを固定化しました。
・朝会を始めとするミーティングや会議の開催を最小限にしました(朝会はなくして申し送りや連絡は電子カルテ付属のメッセージ機能を用い、他のミーティングはなくすかZoomでの開催にするか3密を避けての開催にしました)
・基本的に換気している状態を保つことにしました。早い話が開けっ放しです。
・時間を決めてよく触れる場所を消毒用アルコールを用いて消毒しています。消毒用アルコールと次亜塩素酸の予備は今のところ充分あります。
・直行直帰を積極的に取り入れました。
・在宅勤務も積極的に取り入れました。
・業務が終わったら終業時間前でも速やかに早退するようにしました(終業時間まで働いた扱いにしています)。結果残業時間がほぼゼロになりました。
【外来・訪問診療共通】
・状態が安定している方は事前に説明、許可をいただいた方は電話再診の形を取っています。
・処置や注射、採血がある場合や前回の診察が電話再診だった場合は通常通り受診ないし訪問しますが、診察はお互いがサージカルマスクを装着した上で行います。診察前後で医療者は手指消毒または石鹸を用いて手洗いをし、診察後は換気するよう促しています。
・バイタルサイン測定に使う機器類は使用の度に消毒します。
【外来診療】
・診察は屋外で行います。
・待合室も屋外、もしくは車内にしています。
・診察の予約は30分~1時間に1人としています。
【訪問診療】
・訪問するスタッフの人数を最小限としています。