
3月が終わりました。新患15名、自宅看取り6名、病院看取り7名、施設入所3名、療養型病院転院1名、外来通院に復帰1名でした。往診の件数は2月とさほど変化ありませんでした。院内では薬剤の勉強会や学生実習・研修医の受け入れ、新しい医療機器の試用、対話支援ツールの試用といった、診療の質向上や教育的関わりを継続しています。今年は新たに慶應大学の看護学生の実習を受け入れることができることになりました。また、経営的に安定しているため利益の一部を上記以外、環境整備に投資しました。具体的にはネットワーク環境の適正化によるサイバーテロ対策、浄化槽整備・点検に投資しました。他、持続投与できるPCAポンプ「クーデックエイミーPCA」のレンタル契約を締結しています。
特筆すべきは3月30日に開催したマルシェでしょう。「医療・介護を必要としない人と自然な繋がりを作る」というコンセプトにマッチした時間でした。写真は最後に撮った集合写真ですが、ご覧の通り今まで当院が行ってきたイベントと異なり、高齢者は非常に少なく子どもや若者が躍動していました。未来への様々な可能性を感じました。
もちろん課題もあるのですが、ひとつひとつクリアしていくことで医療機関として、空間としてレベルアップしていくと実感しています。