
患者数は240名に達しました。新患12名、自宅看取り7名、施設入所4名、外来通院切り替え1名でした。1月はとにかく往診が多く、平日日中だけで54件、休日は年始の休みを含めて6件、夜間は1件、深夜は2件でした。インフルエンザ、COVID-19のみならず冬は体調を崩す方が多くこのような件数になったのだろうと思います。
1月からの大きな変化として休診日である金曜日のオンコール体制を院長が担わなくて良くなったことが挙げられます。元々金曜日は院長が外勤しながらのオンコール対応であったため非常に不安定な体制でした。患者数増加に伴いそれが徐々に誤魔化しの利かない状況になっていたので、この度の体制変化は院長個人だけでなくココロまち診療所全体にとって大きなプラスになりました。反面、スタッフが金曜日にも出勤することによって発生する影響も徐々に出てくるため、それを見据えての体制構築が望まれます。
2024年11月に同地区の内科クリニックが閉院となった影響で当院の外来診療ニーズは緩やかに高まっています。定期通院だけでなくワクチン接種を目的とした受診も増えています。外来診療は地域と当院を繋ぐ窓口を担う重要な役割がありますので、こちらもしっかりと応えられるようにしていきます。
診療以外では、引き続き研修医の地域医療研修と医学生の地域医療実習の受け入れを行っています。様々な切り口から地域を知ってもらい、固定観念を少しでも壊すことができればと思います。他、今年も不定期に花の苗をいただいていますがこれを外来患者や訪問先だけでなく、連携医療機関や事業所にもお裾分けする流れが出来つつあります。地域全体の健康に少しでもプラスになればと思います。他にも2025年度の農地をどうするかのミーティングや取材依頼の受け入れ、雑誌の執筆、地区のケアマネ研修への参加といった地域活動・教育的な活動を続けていきます。今年からは教育・啓発活動、地域活動、当院の診療に関する活動を優先し、それ以外はその時の余裕を見て考えることにします。
2月は既に新患依頼が16名来ており、そのうち9名は初診日が決まっています。地域ニーズが少しずつ変わっていく中、それを察知できるアンテナを張り続けつつ未来を見据えて院内の体制の整備を続けていこうと思います。