インフルエンザについて

分かりやすくまとまっていたのでご紹介します。
全スライドはこちらから閲覧可能です。

・インフルエンザは風邪の症状をちょっと強くした感じ
・3-7日で自然に治る(免疫が正常なら)
・南半球では夏に流行、熱帯地方では一年中流行(海外旅行の際は注意)
・高齢者は熱が出ないことがしばしばある
・乳幼児は下痢嘔吐で発症することがある
・高齢者、小児、妊婦、慢性疾患(心不全、腎不全、肝疾患、COPD、癌、神経筋疾患など)、免疫抑制状態、介護施設入居者は合併症(特に肺炎)の高リスク状態
・重症例は高齢者に多く、重症化すると入院率70%、死亡率90%
・合併症として最も多いのが肺炎(健常人の5倍の発症率)
・咳、くしゃみでうつる。2mくらい飛ぶ可能性あり(つまり電車内は超ヤバい、学校などの人と人の距離が近い空間も超ヤバい)。環境面(例えばテーブル、ドアノブなど)から接触感染することもある
・症状出現24-48時間前から発症5-7日後まで感染力がある(出勤、登校禁止)。
・流行期は症状のみで診断する。迅速検査は実施しない!
・抗ウイルス薬は入院例、重症例、妊婦、高齢者や乳幼児など合併症リスクが高いケースで使用する。それ以外の人には処方しない!
・使用する場合は発症48時間以内に使用する。
・タミフルの効果は「症状のある期間が約1日短縮する」程度。入院する程の重症例では「死亡率の低下」「入院期間の短縮」といった効果がある。
・抗ウイルス薬のうち、使うとしたらタミフルが基本。リレンザをあえて使用する理由はなし、イナビルは1回投与で終了する利便性が売りだが効果なしとされており海外では製造販売されていない、ラピアクタは重症例で内服不可能な場合に点滴投与、ゾフルーザは耐性誘導するため使用すべきではない。
・ワクチンは6ヶ月以上の全ての人に接種推奨。特に慢性疾患あり、合併症リスクが高い人、その家族、医療従事者、介護職など。妊婦も接種すべき。
・予防効果は40-60%(流行株と合致したかどうかによって変化あり)、効果は6-8ヶ月持続する。
・高齢者の場合は発症予防だけではなく肺炎の予防、入院の予防効果がある。
・集団免疫の概念が非常に重要。すなわちワクチン接種が多数を占めることで大流行を防ぐことができ、リスクの高い高齢者や乳幼児を守ることができる。
・副作用ほぼなし。注射部位が赤くなる、腫れることが時々ある。
・ワクチン接種だけではなく、咳エチケットやうがい手洗いは当然のごとく必要。
・ワクチン接種していれば予防内服は不要。
・発症したら仕事は休む。
・治癒証明書は不要。金、時間の無駄。医学的意義なし。厚生労働省も不要と指針を出している。